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そういう生き物

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小説を書き始めて1年ほどの作品で、すばる文学賞を受賞。春見朔子『そういう生き物』、2月3日(金)発売

定価:1,300円(本体)+税 2月3日発売

既成の文学観にとらわれず、気鋭の新人作家に光を当てる、すばる文学賞。その第40回の受賞者が、2015年から小説を書き始めたという春見朔子さんです。受賞作『そういう生き物』は、愛と性、心と体の狭間で揺れ動く主人公達を、独特の清冽な筆致で描き上げた意欲作。小説を書き始めてまだ間もない新人の作とは思えぬ読み味です。

物語は、十年ぶりに再会した高校の同級生二人の視点から、交互に語られます。

薬剤師の千景と、スナックに勤めるまゆ子。高校の同級生である二人は、まゆ子の勤める店で十年ぶりに再会し、思いがけず一緒に暮らすことになる。千景は、大学の恩師である 「先生」の家を訪れては、共に線虫の観察をする日々。一方、まゆ子は、千景の留守中に突然訪ねてきた「先生」の孫と、カタツムリの飼育をめぐり、交流を深めてゆく。微妙な距離感での暮らしぶりを、それぞれ見つめ始める二人。そんな中、高校時代の友人の結婚式が近づき、二人はかつての自分たちの「深い関係」と「秘密」とに向き合うことになる。そして……。

二人の日常が、そこはかとないユーモアを散りばめながら、ありのままに語られます。読み進むほどに興味をそそられる二人の姿ですが、その後、読み手は大きく驚かされることになります。

全国の書店員の皆様からも、反響が続々。

三省堂書店 営業企画室 内田剛さん
「五感を研ぎ澄ませば見えてくる、人間という生き物の生態…奇妙だけれど愛おしいその内面を、清々しいくらい率直な視点で描き切る。客観視された自己の姿があまりに生々しくてユーモラス。印象深い1冊です!」

今井書店 グループセンター店 鳥橋早苗さん
「淡々と語られる緩やかな日常の中に、ドキッとする真実がある。そういう物語でした」

うさぎや株式会社事業本部 髙田直樹さん
「自分が自分であることをどこか拒否し続けている二人が見つけた、確かなもの。なるほど、だからこのタイトルなのかと膝を打つ。温かな余韻のラスト1行がいい」

喜久屋書店 阿倍野店 市岡陽子さん
「伏線という言葉とはまた違う、物語のゆるやかな結束を拾っていく読書体験が新鮮でした。春見さんのまぶしい才能が、本の中で踊っているようでした」

リブロ 昼間匠さん
「全体と通して、どこかせつなくも、なぜか清々しい読後感。作者の次回作もぜひ読んでみたいと思わせてくれる作品です」

すばる文学賞選考委員である角田光代さんと春見朔子さんの対談は、こちらの特設サイトに掲載されています。ぜひご覧ください。
http://renzaburo.jp/harumi/

いま最も注目すべき新人作家・春見朔子さんの『そういう生き物』。 今後の文壇を担う新星のデビュー作に、ぜひご注目ください。




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