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担当編集のテマエミソ新刊案内

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残酷な王と悲しみの王妃2

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『残酷な王と悲しみの王妃2』著者:中野京子

定価:1,600円(本体)+税 10月26日発売


 「怖い絵」「名画の謎」シリーズなどで、多くの読者を惹きつける中野京子さんは、講演やテレビの「世界一受けたい授業」でも人気です。
 歴史的背景を物語性豊かに盛り込みながら、広範な知識のもとに絵画を読み解き、読者も著者と一緒に謎解きをするかのように読み進められる点が、人気の理由の一つでしょうか。
 本書はロングセラー『残酷な王と悲しみの王妃』(集英社文庫)の待望の続編です。
 ドイツの観光スポットの一つノイシュヴァンシュタイン城を築城し、変死を遂げた美王ルートヴィヒ、大津事件で有名なニコライ二世の母であるアレクサンドル三世妃マリア、スペイン史上最悪の王妃と言われた妃を持つカルロス四世、十八世紀王室の大スキャンダル渦中の人物であるカロリーネ・マティルデが取り上げられます。
 四人の王族たちの悲劇を、肖像画や関連写真とともに辿るうち、十八~十九世紀の世界史もすんなりと色濃く頭に入ることでしょう。
 昨年、中野さんはある高校で講演をなさったのですが、いつもはこういったイベントで居眠りをしがちな生徒たちが、中野さんの場合だけは食い入るように聴いていたことを思い出します。生徒からの感想も「歴史をもっと勉強したい」「絵に興味が湧いた」など前向きなものばかりでした。
 中学生以上の美術や歴史の授業に、本書を含めた中野さんの著作をお薦めしたい次第です。

(担当K)

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