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担当編集のテマエミソ新刊案内

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砂の王宮

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『砂の王宮』著者:楡周平

定価:1,700円(本体)+税 7月3日発売

 楡周平さんの新作小説『砂の王宮』が7月3日(金)、発売となります。
 立志伝中の人を題材に書き上げた経済小説です!

 戦後の混乱が冷めやらぬさなか、薬を安価で大量に捌くことによって膨大な儲けを手にした二人の男がいた。塙太吉と深町信介。戦中を生きぬいた彼らは、神戸・三宮の闇市から頭角を現し、やがて日本の流通業界に革命を起こす。薬の価格破壊、スーパーマーケットの確立、牛肉の格安仕入……。様々なからくりで商売を成功させていく――。

 第一部では、己の才覚と運で昭和を駆け抜けた商売人の、熱きドラマが描かれます。塙は決断力に優れた経営センスのある将軍タイプ、深町は大胆なアイデアを提示する軍師・参謀タイプ。二人はどのように協力し合い、事業を成功させたのか。混乱の中を生きた人間の知恵と工夫・ひらめきには、現代にも通じる商売のヒントが隠されています。
 第二部では現代に舞台を移し、晩年の塙とその後継者の物語が描かれます。物語冒頭で提示された塙の謎が徐々に明らかになっていき、終盤では流通業の未来を見据えた、メッセージ性のある展開が待ち受けます。集英社から初刊行となる楡周平さんの作品は、経済小説の名手としての実力を遺憾なく発揮した、一気読み必至の作品です。是非お手にとってご覧になっていただければと思います。


(担当N・K)




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