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真実の終わり

真実の終わり

真実の終わり

ミチコ・カクタニ 著
岡崎玲子 訳
2019年6月5日発売
ISBN:978-4-08-773496-6
定価:本体1700円+税

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客観的事実が消えゆく世界で、私たちはどう生きるべきか。
現代における民主主義の危機、その深層を読み解く注目作。

担当編集のテマエミソ新刊案内

アメリカ建国時の理念と制度は、トランプ政権によって打ち砕かれた!? 米文壇無比の批評家ミチコ・カクタニが、進行中のディストピア的現実に斬り込む注目の書『真実の終わり』。

 いま、フェイクニュースやプロパガンダがはびこり、事実ではない言説がソーシャルメディアの偽アカウントを通じて拡散し、多くの人びとが影響を受けている。かつての全体主義的な大衆操作が、かたちを変えて現代に甦り、荒らし行為が蔓延し、重要な政治決定を蝕んでいる。
 トランプ政権はこうした状況のもとに誕生し、国内外に混乱をもたらしているが、アメリカの建国者たちは、まさに彼のような大統領の出現を懸念していた。
 カクタニは、ニューヨーク・タイムズ紙で長らく書評を担当し、その辛口の批評は英米文学において大きな影響力を持っている。2017年の退社後に刊行した本書で、カクタニは、ハンナ・アーレントやジョージ・オーウェルをはじめ、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、フィリップ・K・ディック、ウンベルト・エーコ、フィリップ・ロス、ジャック・デリダ、ジャン・ボードリヤール、トマス・ピンチョン等々、多彩なテクストをひとつの道筋に結びつけて論じ、現代における米国と世界の危機の深層を読み解いていく。
 不穏な時代を生きる人びとに貴重な示唆を与える必読書、待望の邦訳。


『真実の終わり』は、私たちの時代における決定的な論文となるだろう。

——デイヴィッド・グラン(ジャーナリスト)

真実なしでは、私たちは、豊かにも道徳的にも自由にもなれない。

——ティモシー・スナイダー(イェール大学教授)

『真実の終わり』は、私たちの民主主義の病いの、暗い、暗い核心へ踏み込む。

——グレイドン・カーター(ジャーナリスト)

カクタニの『真実の終わり』は政治的に緊迫しており、知的に見事である。

——ジェーン・メイヤー(ジャーナリスト)

[原書カバーより]


たいへん面白い本だったので、すぐに書評を書いた。

——内田樹氏
[ブログ「内田樹の研究室」2019-05-10 vendrediより]


(担当 H. K.)

著者プロフィール

ミチコ・カクタニMichiko Kakutani
文芸評論家。米コネチカット州に日系アメリカ人二世として生まれる。イェール大学で英文学を専攻し、1976年に卒業。ワシントン・ポスト紙、タイム誌を経て、1979年にニューヨーク・タイムズ紙に入社。30年以上にわたり同紙で書評を担当し、鋭い文芸批評で文学界に多大な影響を及ぼし、米文壇無比の批評家として独自の地位を築く。1998年にピューリッツァー賞(批評部門)を受賞。2017年に退社し、2018年に本作「The Death of Truth」を刊行。

訳者プロフィール

岡崎玲子(おかざき・れいこ)
1985年兵庫県生まれ。豪ヴィクトリア州法廷弁護士。米ニューヨーク州弁護士。ジャーナリスト。翻訳家。早稲田大学法学部卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校ロースクール(UCLA School of Law, LL.M.)を修了し、米ニューヨーク州弁護士資格を取得。その後、豪モナッシュ大学で学び、豪ヴィクトリア州法廷弁護士として登録。2001年に『レイコ@チョート校』を刊行し、『9・11ジェネレーション』(2004年)で黒田清JCJ(日本ジャーナリスト会議)新人賞を受賞。訳書にノーム・チョムスキー『すばらしきアメリカ帝国』など。

真実の終わり

真実の終わり
ミチコ・カクタニ 著
岡崎玲子 訳
2019年6月5日発売
ISBN:978-4-08-773496-6
定価:本体1700円+税

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