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チンギス紀 四 遠雷

チンギス紀 四 遠雷

チンギス紀 四 遠雷

北方謙三 著
2019年3月26日発売
ISBN:978-4-08-771182-0
定価:本体1600円+税

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テムジンは、盟友ジャムカとともに、ケレイト王国の先鋒として、強大なメルキト族との一大決戦に臨むのだが……。3月26日発売。

担当編集のテマエミソ新刊案内


ユーラシア大陸に拡がる人類史上最大の帝国、その礎を築いたチンギス・カン。波乱に満ちたその生涯と、彼と出会った様々な英雄たちの生きざまを描く歴史大河小説、好評第四巻。

 豊海(バイカル)に派遣した人員をメルキト族に殺害されたテムジンは闘いを決意し、一千騎を用意する。もともとメルキト族と対立する盟友のジャムカも一千騎を率い、テムジン軍を出迎えた。メルキト族の長トクトアもすばやく三千騎を召集したが、テムジンとジャムカはそれに痛撃を加えて軍を引いた。
 その後、ジャムカはケレイト王国のトオリル・カンの弟ジャカ・ガンボの姪であるフフーを妻に娶り、テムジンのもとには南から蕭源基らが訪れて再会を果たす。槍の達人ジェルメは、テムジンを二度斬った強者、玄翁に関するある事実を、テムジンに打ち明ける。
 そしてついに、トオリル・カンがメルキト族との闘いに臨むため約二万騎を召集し、テムジンとジャムカはそれに合流した。二人は先鋒に選ばれ、ケレイト王国軍の一員として、森を背にした強大な敵との一大決戦に挑むことになる。

 「人類史上最大の帝国を作り出すことになるテムジンの戦い。そこにある強き男たち強き女たちのドラマは否応なしに僕たちの胸を熱くする」
──原泰久さん(漫画家・『キングダム』作者)

著者プロフィール

北方謙三(きたかた・けんぞう)
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年、第64回菊池寛賞を受賞。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。18年5月、新シリーズ『チンギス紀』を刊行開始。

これまでのあらすじ

 テムジン(のちのチンギス・カン)は、遊牧生活をおくるモンゴル族キャト氏の長イェスゲイの第一子として生まれた。テムジンが10歳のとき、イェスゲイが近隣のタタル族に殺害されてしまう。父の死をきっかけにキャト氏は弱体化し、トドエン・ギルテとタルグダイが率いる同族のタイチウト氏が台頭、モンゴル族内部の覇権争いが激しくなる。そんな中、ある事情から異母弟ベクテルを討ったテムジンは、タイチウト氏の追及を逃れ、単身で南の地を目指した。
 旅の途中でボオルチュという従者を得たテムジンは、南の地で書肆と妓楼を営む蕭源基と出会い、『史記本紀』に触れ、経験を積んで父祖の地に戻る。そして、タイチウト氏に狙われていることを承知で、槍の達人ジェルメ、弟のカサルらを率いて旗を掲げ、草原を疾駆して自らの存在を知らしめた。その後テムジンは、西に位置するメルキト族との戦いで追い詰められた、モンゴル族ジャンダラン氏で同齢のジャムカと出会う。ジャムカもまた大志を抱いていた。
 テムジンと対立するタイチウト氏は、玄翁と呼ばれる老齢の男を雇った。東のコンギラト族の領内に住む玄翁は圧倒的な気をまとい、自在に動く恐るべき50騎の精鋭を率いていた。テムジン軍は玄翁勢に撃ち破られ、テムジン自身も玄翁に斬られて傷を負うが、タイチウト氏は撤退する。その後、テムジンはタイチウト氏の二人の長のうちトドエン・ギルテを討ち、残ったタルグダイが唯一の長となった。そんな折、鉄鉱石を運搬する船を調査する目的で豊海に派遣したキャト氏の民が、メルキト族に殺害される事件が起こる。

(担当 H. K.)

チンギス紀 四 遠雷

チンギス紀 四 遠雷
北方謙三 著
2019年3月26日発売
ISBN:978-4-08-771182-0
定価:本体1600円+税

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