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鏡の背面

鏡の背面

鏡の背面

篠田節子 著
2018年7月26日発売
ISBN:978-4-08-771152-3
定価:本体2000円+税

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「聖母」が死んだ。
救いを求める女たちが集うシェルターに潜んでいたのは、一匹の「羊」か、それとも──。

編集者のテマエミソ新刊案内

私たちの「先生」はいったい誰だったの?
「聖母」の正体をめぐる、傑作長編サスペンス。

 

信田さよ子氏 (臨床心理士)──女性依存者の細部にわたるリアルさはテクストとしても通用する。 「援助」の恐ろしさを抉り出す、傑作。
小島慶子氏 (エッセイスト)──強烈な印象、今もこの世界から抜け出せない。


まるで「聖母」のような人、そう称される人間が美しい微笑みの後ろに隠しているものは、私たちの考えも及ばない、得体のしれない「何か」かもしれません。

舞台は、女性専用の回復施設「新アグネス寮」。薬物、アルコール依存症、DV、自傷行為、カルト宗教、過酷な状況から逃げ出し、生きなおしをはかる女性たちが暮らす救いの園で事件は起こります。
「先生」と皆に慕われる施設の創立者「小野尚子」の非業の死、精神的支柱を失い、閉じられた環境でバランスを崩していく女たち……彼女たちに追いうちをかけるようにもたらされたのは衝撃の事実でした。

「先生」だと思われていた遺体はまったくの別人。老舗出版社の社長令嬢、さる皇族の后候補となったこともある優しく、高潔な「聖母」の正体とは……!

読み応え抜群のエンターテインメント作品でありながら、自分自身の闇と闘う女性たちの姿を浮かび上がらせる緻密なルポタージュのような側面も。
何といっても一言で、「おもしろい!」作品です。ぜひお手に取ってみてください。

担当MK

著者プロフィール

篠田節子しのだ・せつこ
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。97年『ゴサインタン』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、09年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞を受賞。著書に『夏の災厄』、『インコは戻ってきたか』、『夜のジンファンデル』『長女たち』など多数。

鏡の背面

鏡の背面
篠田節子 著
2018年7月26日発売
ISBN:978-4-08-771152-3
定価:本体2000円+税

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