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担当編集のテマエミソ新刊案内

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バラカ

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『バラカ』著者:桐野夏生

定価:1,850円(本体)+税 2月26日発売


私の「震災履歴」は、この小説と共にありました。
重力に逆らい、伸びやかに書いたつもりです。
まだ苦難の中にいる人のために、ぜひ読んでください――桐野夏生

2011年、当初は「ドバイという人工楽園を舞台にした父と娘の物語」を
『小説すばる』で連載していただく予定だった。
だが3月11日、桐野さんと打合せをする予定だったその日にそれは起こった。

大震災と原発事故。
現実が大きく変容した。

連載開始を延期して、物語は新たな形になって行かざるをえなかった。
目には見えないが、今すぐそこにある危機をひしひしと感じながら紡がれる物語は、
より人間の本質――悪意や憎悪や怒り、
そして少しの勇気といったものを生々しく描き出すことになった。

担当編集者として雑誌連載と並走すること、4年。
さまざまな場所を取材し、多くの人の言葉を聞いた。
今まさに読むべき一冊が出来上がったと思っている。

絶望、それでも立ち上がり、生きていく。
すべての人に読んでもらいたい物語です。

(担当T)

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