• twitter
  • facebook
  • RSS
 
 

担当編集のテマエミソ新刊案内

  • 一覧に戻る

天空の約束

  • 紙の本

『天空の約束』著者:川端裕人

定価:1,300円(本体)+税 9月25日発売


 川端裕人さんの新刊『天空の約束』は、気象を予知する能力を代々受け継いできた、〈空の一族〉をめぐる物語です。元准教授で身の回りの生活空間の気候、すなわち微気候の研究家である八雲助壱が、教え子に頼まれて訪れた会員制のバー「雲の倶楽部」を訪れるところから、ストーリーが展開されていきます。そこで八雲は、〈雲の芸術〉に出会い、バーテンダーから、薄金色の液体の入った不思議な小瓶を渡されます。
 空の一族に連なる人でも、必ずしもそれを自覚しているわけではありません。個々人の興味深いエピソードが結びつきながら、少しずつ一族の歴史や謎が明かされていきます。
 『雲の王』(集英社文庫)の著者の本領が発揮された、切なさと温かみが感じられる味わい深い小説になっています。

(担当 H. K.)


(目次)
 雪と遠雷
 微気候の魔術師、招かれる
 眠り姫は、夢で見る
 観天の者、雲を名乗る
 天空の妖精が、光の矢を放つ
 分教場の子ら、空を奏でる
 龍のみうろこ、悪戯をする
 透明な魔女は、目の底で泣く
 雲の待ち人に、届け物をする

著者略歴/1964年兵庫県生まれ。千葉県千葉市育ち。東京大学教養学部卒業。日本テレビ入社後、科学技術庁、気象庁担当記者を経て、97年退社。1998年『夏のロケット』(第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞)で小説家デビュー。著書に『雲の王』『リスクテイカー』『今ここにいるぼくらは』『銀河のワールドカップ』など。


ページのトップへ

© SHUEISHA Inc. All rights reserved.