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担当編集のテマエミソ新刊案内

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怪談

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『怪談』著者:小池真理子

定価:1,400円(本体)+税 7月25日発売

死者と生者の幽かなつながりを描く、珠玉の幻想怪奇小説集。


 風の強い日の午後、私はタクシーで湖畔に向かっていた。曲がりくねった道の先には、20年前、断崖から身を投げた友人が、最後に宿泊したペンションがあった……。(「岬へ」)
 地方の大地主に嫁いだ同級生に会いにいき、その広大な屋敷を訪れると、美しかったはずの彼女はやつれ、何かに怯えていた……。(「座敷」)
 送別会の幹事だった庸子は、店から誰かの忘れ物として黒いカーディガンを預かった。だが、それを着ていた出席者が存在しない……。(「カーディガン」)
 日常と隣り合わせの、死者たちとのつながりを描いた最新短編7編を収録。

 収録作品/「岬へ」「座敷」「幸福の家」「同居人」「カーディガン」「ぬばたまの」「還る」


〈このたび、『怪談』という、気恥ずかしいほどストレートなタイトルをつけた怪談小説集が刊行されることになった。七本の短編を収録したのだが、その中の幾つかに、私自身か、あるいは私のまわりの近しい人が実際に経験した出来事をちりばめてみた——小池真理子〉(『青春と読書』8月号エッセイ「死者と生者をつなぐ糸」より)


(担当編集者より)
 誰もが体験するかもしれない7つの物語で本書は編まれています。さまざまなジャンルで魅力的な小説を発表してきた著者の筆による異形の気配、幻想怪奇的な世界を体験していただけましたらと思っています。[担当H. K.]


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