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担当編集のテマエミソ新刊案内

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斗棋

  • 紙の本

『斗棋』著者:矢野隆

定価:1,500円(本体)+税 6月5日発売

選考委員の宮部みゆきさんが絶賛した「蛇衆綺談」(『蛇衆』に改題し刊行)で小説すばる新人賞を受賞。以来、エンタテインメント時代小説の若き書き手として精力的に活動をつづける矢野隆さん。

 今作『斗棋』は、幕末の黒田藩を舞台に、博徒たちの命と誇りを賭けた闘いを圧倒的な熱量と迫力で描きだした物語です。タイトルにある「斗棋」とは、そのものずばり、闘う将棋のこと。

 黒田藩の宿場町・浅沼宿を長らく牛耳ってきた黒幕・扇屋徳兵衛。徳兵衛と袂を分かち、
一家をかまえた血気盛んな斑目の彦左。長らく対立を続けてきた両者に、ついに雌雄を決する時が訪れます。ある策謀により徳兵衛が突然倒れ、代わって一家を率いることになった源次が、彦左に持ちかけたのが伝説の「斗棋」でした。

それは、親同士が将棋を指し、それぞれの駒に選ばれた手下たちが自らの命を賭けて闘う〈人間将棋〉。血で血を洗う凄惨な闘いが幕を開けますが、やがて、斗棋にかかわる男たちがそれぞれに抱える〈野心〉が闘いの行方を思いもかけない方向へ導き……。

一足先に本作を読んだお二方からいただいた書評を一部、抜粋いたします。

 書評家・細谷正充さん
「人が生きることは、闘うことだという真理こそが
本書のテーマであり、作者の信念であるのだ。
矢野隆でなければ創れない、過激で魅力的な
エンターテインメントが、ここに誕生したのだ」
(青春と読書6月号「本を読む」より)

ときわ書房本店・宇田川拓也さん
「矢野隆の第二幕が始まっている。
闘って闘って血を流し続ける人間の奥底にある純真。
そうしたものを描き出す闘いを、
いよいよ矢野隆は開始したのかもしれない」
(小説すばる6月号「新刊レビュー」より)

 男たちの熱い熱い闘い。ぜひご一読ください!

(担当I)


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