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おれたちの青空

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『おれたちの青空』著者:佐川光晴

定価:1,200円(本体)+税 2012年11月4日発売

<ひとりになっても生きていけるーー
今、日本の子どもたちに絶対必要な
「内なる自立」を問いかける
タイムリーな一冊!>……と、
尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さんも
熱く大推薦してくださっている
佐川光晴著『おれたちの青空』が好評発売中です!

『おれたちの青空』は、第26回坪田譲治文学賞を受賞した前作、『おれのおばさん』待望の続編。(といっても、前作を読んでいない人もじゅうぶん楽しめるつくりになっています)
札幌の児童養護施設「魴鮄舎(ほうぼうしゃ)」を舞台にした三篇が収録されています。

父親の逮捕で一家離散の憂き目にあい、母の妹「恵子おばさん」が運営する魴鮄舎に放り込まれた陽介は、元・東京のエリート中学生。札幌で公立高校に行くか、私立校の特別奨学生枠で寮に入るか…将来を考えて悩み深い季節がやってきました。そんな親友をしりめに、早々に青森の有名校にスポーツ推薦進学を決めた卓也。けれど彼は最近また、幼い頃に受けた虐待の記憶に苦しんでいました。ある大雪の朝、ふと「家出」を敢行した卓也が向かったのは……。

前作の人気キャラ投票(担当の周囲だけですが)では、ぶっちぎりの一位だった卓也を主人公にした「小石のように」は涙なくして読めません! し、駆け引きゼロ、いつも真っ向勝負といえば聞こえはいいけれど、当然世の中をうまく渡ってきたわけではない、不器用な恵子おばさんが、なぜ施設運営に関わることになったのかを描く「あたしのいい人」は、誰かを好きになったことのある女性ならちょいとグッとくる一篇になっています。そして、表題作「おれたちの青空」は……。

北海道大学出身の著者ならでは。冬の北海道の厳しくも美しい自然を背景に、少年たちの未来と決意が描かれる本作もまた、心震える青春感動作となりました!

児玉清さん、斉藤美奈子さん、大森望さん、北上次郎さん……そうそうたる本読みたちに熱い支持を得て、第26回坪田譲治文学賞を受賞した前作に続き、『おれたちの青空』も、子育てに格闘中の親たち、先生たちにこそ読んでいただきたい一冊です。

(編集T)


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