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担当編集のテマエミソ新刊案内

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走らんかい! 岸和田だんじりグラフィティ

  • 紙の本

『走らんかい! 岸和田だんじりグラフィティ』中場利一

定価:1,500円(本体)+税 2月26日発売

最初に言っておきますが、肉食系男子しかでてきません。
今流行り(?)の草食系なんて、クソくらえです。
正直、熱いです。あつくるしいと言っていいかもしれません。
今どき、こんな男の子たちがいるのかと思いましたが、いるんですね~、岸和田には。
さすが、だんじりファイター清原の出身地です。
私、担当編集として、実際、岸和田で「だんじり祭り」を見てきました。
怖いんです。
一般人なのか、その筋の方なのか、見分けがつきません。
どう見ても高校生でしょ、君たち、という子が堂々とタバコ吸っています。
でも、スゴイのです。
街中に充満している、はち切れんばかりのエネルギーが。
だんじりを曳く少年たちの目がキラキラと輝いています。
法被とパッチを身につけて、「ソーリャ! ソーリャ!」と声をからしながら、
汗だくになって目の前を駆け抜けて行きます。
走るのが楽しくて仕方ない! という彼らの気持ちがビンビン伝わってきます。
そして、すごく羨ましくなります。

この小説は、岸和田の中でも、特にガラの悪い(中場氏談)中之濱町が舞台です。
祭りの時は、綱を曳き、だんじりのエンジンとなってひたすら走る
青年団という男子たちの物語です。
上下の規律も厳しいし、悪いことも普段はいっぱいしますが、
けっして仲間は裏切りません。
友達、ではないんです。仲間、ツレなんです。
一緒に大切な大切なだんじりを曳く、ツレ。
だから、なにがあってもツレは裏切らないんです。
こんな人間関係が築けるなんて、羨ましいと思いませんか。

著者の中場さんは産まれてこのかた50年、岸和田を離れたことがありません
映画にもなった、あの『岸和田少年愚連隊』を地でいく男です。
どんなに恐ろしい人かと思うかもしれませんが、
優しくてあたたかくて、照れ屋で、チャーミング。
レンザブローで連載中の「大阪の端っこで愛を叫ぶ」をお読みいただければ、
お分かりになることと思います。
あ、どうでもいいことですが、原稿は手書きです、丸文字で。
でも、ケータイのメールは両手で打ちます、デコメ入りで。

そんな中場さんと大阪カルチャー会の有名人であり、
今年度岸和田だんじり祭り責任者の江弘毅さんとの
トーク&サイン会が以下の日程で開かれます。
関西地区の方はぜひ、お越しください。

中場利一さん『走らんかい! 岸和田だんじりグラフィティ』刊行記念
中場利一さん&江弘毅さん トーク&サイン会

日にち:2010年3月13日(土)
場所:ジュンク堂書店大阪本店
   住所・大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ内
   TEL:06-4799-1090
第一部 トーク 15:30~ (定員40名)
    *定員を超えますと立ち見となる場合がございます。
第二部 中場利一さんサイン会 16:30頃~(定員100名)

*要整理券 対象書籍1冊ご購入につき一枚整理券を発行いたします。
*サイン会は『走らんかい! 岸和田だんじりグラフティ』(集英社)のみ対象とさせていただきます。
*定員になり次第、締め切らせていただきます。

(編集EJ)


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