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担当編集のテマエミソ新刊案内

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革命のライオン

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バスティーユの陥落

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『革命のライオン』
『バスティーユの陥落』
佐藤賢一

定価:1,500円(本体)+税 11月26日発売

佐藤賢一さんが『王妃の離婚』で直木賞を受賞された1999年の11月。
意外にも氏にとって初めての外国、フランス取材に同行させていただきました。

成田からパリへ向かう機上では、
「あっ!! ウラル山脈だ!」とカメラでパチリ。
初々しい海外ビギナーぶりを見せてくださった佐藤さんですが・・・・。

パリに到着し、タクシーで宿泊先ホテルへ向かう車中では、
「18世紀と変わっていなければ、次に通るのは***通りのはずです」
教会を訪れれば、ラテン語の碑文をすらすらと読み解いてくださり、
パリを離れて南仏の風景を眺めながら、
「17世紀に、ここの領主の***家の三女が***家に嫁ぎました。
そして生まれたのが有名な***です」
などなど、ほとんど歩く西洋史辞典! 

この方の頭脳はフランスを中心に、ヨーロッパ史がすっぽりと入り込んでいる!
と、尊敬の念を新たにしたものです。

カルカッソンヌの古いホテルで年季の入った幽霊に遭遇(?)したり、
カタリ派の聖地・モンセギュールの山を息を切らしながら登ったり、
ボルドー・ワインに酔いしれて陽気に騒いだり。
あの思い出多き取材が、『オクシタニア』『カルチェ・ラタン』、
そして今回の小説フランス革命につながっているというのは、
担当編集として冥利に尽きます・・・・。

あれからほぼ10年。
デビュー当時から「いつかフランス革命を」との思いが結実し、
氏自身、ミラボーが死した40代を迎えた今年、
全10巻完結のシリーズ発刊が開始しました。

ミラボー、ロベスピエール、デムーラン、ダントン、サン・ジュスト、マラetc。
志半ばで、ある者は病に倒れ、ある者は暗殺され、
そして多くの若き革命家たちが断頭台の露となり散っていきました。
220年の時を越えて、今なお訴えかける彼らの熱い思い。
その思いに呼応した佐藤氏の熱い筆致が、胸に迫ります。
このシリーズを読めば、フランス革命すべてがわかる。
小説フランス革命<前後>で、あなたが確実に変わることは間違いありません。
(編集K)


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