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担当編集のテマエミソ新刊案内

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夫の火遊び

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『夫の火遊び』藤堂志津子

定価:1,500円(本体)+税 11月26日発売

女性心理描写なら、藤堂志津子さんをおいてほかになし! 本作は、このサイトでエッセイを連載中の酒井順子さん(エッセイ界における女性心理描写第一人者であるのは言わずもがな)も、「リアリティーあふれる独身女性の加齢感というものに、私はいちいちうなずきました」と言ってくださった「桜ハウス」の続編です。今回も、30代~40代の4人の女性たちが抱える過去が、本音中の本音で語られます。離婚の真相、嫁ぎ先での立ち位置、新しい恋人とのあれこれ・・・。家族でも親友でも話せないこと、ありますよね? 普通に暮らしてるふりをして、実はとんでもない秘密があった・・・とまではいかなくても、ひっそり胸の奥にしまっておくものが多いほど、女盛りは輝きを増すのかも、というかそうありたいと、四十路直前の担当も思うのでした。

「四十七歳ならではの、人生のくたびれ磁波をいやでもまきちらしている年齢」とか、「ぐずぐずした関係もいいじゃないじゃないか。いないよりはましかもしれないし。犬も猫も飼っていないことだし」などなど、笑えてしまう描写があちこちに散りばめられているのもこのシリーズの魅力。いろいろあるけど、人生楽しもうよ、と登場人物たちにエールを送られるような気持ちになって、読後、元気になれるのです。

余談ですが、藤堂さんご本人との打ち合わせも、女性同士の本音のぶつかりあいで、「ワハハ、あるあるそんなこと~!」と笑っているうちに時間が経っているような気がします(これって仕事の打ち合わせと言えるんだろうか)。潔くてかっこいい藤堂さんは、女性として人生の先輩として憧れでもあります。今後も、派手地味美人ブス既婚未婚にかかわらず、魅力的な女性キャラクターを作り続けてくださることでしょう。
(編集K)


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